紫色の夢の跡

日々考えたことや本の感想などを、地に足がつかないまま 書き綴ります。

映画『スーサイド・スクワッド』感想

9月10日に公開された映画『スーサイド・スクワッド』を観た。

観賞中は楽しかったが、ノリとキャラで押しきった印象が強い。はっきり言って、設定も心理描写も大雑把。細かいところを気にせず、頭を空っぽにして観ることをおすすめする。

 

よかったところ

  • ハーレイ・クインがかわいかった(みんな言ってるが)。単なるお色気要員じゃなく、エンチャントレスとの戦いでは機転が利く一面も見せてくれる。“プリンちゃん”ことジョーカーが死んだと思った時の、無防備な悲しい表情は、普段とのギャップに胸をつかれた。…あれ?改めて考えてみると、あんまり狂人じゃないな。
  • 最初はバラバラだった悪党たちが、最後は仲間として一緒に戦う流れは、王道だけどやっぱり熱い。
  • 曲がゴージャスだった。クイーンの「Bohemian Rhapsody」やスウィートの「The Ballroom Blitz」など、名曲が盛りだくさん。映画観てなくてもサントラだけで楽しめそう。

 

ツッコミどころ

  • 「ハチャメチャな悪党」の描き方が中途半端だった。映画の3分の1くらいをキャラの説明に費やしているが、2時間10分の尺でメインキャラ9人の個性を描き切るのは無理なのかもしれない。そのせいで心情の掘り下げ方が浅く、エル・ディアブロのトラウマやフラッグ大佐とジューン博士の葛藤にいまいち共感できなかった。
  • エンチャントレスが世界観になじんでいない。最新の科学兵器vs古代魔術のバトルはありだと思う。けれど、エンチャントレスの封印が解かれるくだりがあっさりし過ぎているというか、古代の魔女は現代でも存在していたと見る人に納得させる描写が皆無なのはマズい。ぶっ飛んだ世界観だとしても、その世界観にリアリティを持たせるための説明は必要だ。

 

そんなに映画館に通うわけじゃないのに、友人に連れられて公開初日に観たおかげで、映画通になった気分である。しかしその友人、何度訂正しても「シーサイド・スクワット」と言うので困った。砂浜でスクワットはなかなかキツいと思う…。

最後にひとこと。

エンディングテーマが流れたからといって、席を立たなくてよかった。

 

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http://wwws.warnerbros.co.jp/suicidesquad/sp/